建設キャリアアップシステムのメリット
目次
建設キャリアアップシステムの登録状況
近年、建設キャリアップシステムの導入が進んできています。
西日本、関東圏などを筆頭に、既に登録申請を済ませている事業者も多いのではないでしょうか。
とはいえ全国的にみれば、まだまだ大半の事業者が登録できていないのが実情です。
本記事では、建設キャリアアップシステムへの登録申請を検討されている事業者様向けに
導入のメリットをお伝えしていきます。
建設キャリアアップシステム登録のメリット
登録した場合にどんなメリットがあるのか、以下が考えられます。
一番のメリットは「現場に入れる」この一点です。
弊所にご依頼いただくことが多いのが、元請会社からキャリアアップシステムへの登録を指示され、登録が必要となるというパターンです。
キャリアアップシステムが導入されている現場に入場するためには、登録を完了し、技能者がキャリアアップカードを所持している必要があります。
逆に登録をしていないことが工事の失注につながるということです。
事業者の施工能力(どんな経験、資格を持つ技能者がいるか)の把握がしやすくなります。
現場への出入場の履歴が残るため、技能者の経験が証明しやすくなります。
将来、建設業の専任技術者の実務経験証明も、このキャリアアップシステムの経験をもとに証明が可能になると考えられます。
就業履歴の蓄積によって、正当な評価が受けられたり、若手の向上心が高くなることが期待されます。
事業者に所属する技能者のレベルによって加点を行うことが検討されています。
まとめ
ここまでメリットを挙げてきましたが、いかがだったでしょうか。
私が一番お伝えしたいのは時代の流れにのりましょうということです。
建設業界に従事する若者が減っています。その状況を変える流れです。
・正当に評価されない
・不透明なことが多い
業界全体で技能者の処遇の問題を解決していこうという取り組みです。
建設キャリアアップシステムを導入している現場も、増えてきています。
2023年3月には全ての技能者にキャリアアップカードを持たせる計画です。
登録していないことを理由に、仕事をもらえない。
そんなことにならないよう、ぜひ今から登録申請を行いましょう!
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